花小路のお花(お正月)
2016.01.04
花小路の入り口で、お客様をお迎えしているお花のご紹介です。
花材:大王松・根引き松・菊・葉蘭・胡蝶蘭・デンファレ
今回は新年にちなんで、
お正月に飾られるお花の由縁についてご紹介します(^ ^)
真冬でも青々とした葉を茂らせるため、長寿と健康のシンボルであり、神の降りてくるよりしろでもある松の木。
根引き松は、大地を踏みしめ地に足がついた生活が送れますようにとの願いから、根を残した松です。
赤い実をつける南天は、「難転(なんてん)」に通じ不浄を払う木として、また火難除けとして用います。
さらに成就の吉祥に通じる「成天」(ナルテン)に通じるともいわれています。
9月9日の重陽の節句にも冠される菊は、不老長寿の薬効があると信じられており、
菊の花びらを酒に浮かべて飲む習慣があったとか。
その他にも椿、譲葉、橙、福寿草、万年青、などなど、使われる花があり
それぞれに古来から受け継がれている、とても意味の深い物です(^ ^)
みなさんにとって新しい年がよいものでありますように。