花小路で味わえる地元産の食材(庄大根)
2013.12.27
とても大きな大根ですね!
これは松山市北条の庄地区に昔から伝わる「庄大根」です。
通常の大根と違って、赤首で先の部分まで太く、とても重量感があります。
3月まで収穫できることから「三月大根」とも呼ばれるこの大根は、
150年以上昔から限定した地域で栽培される「地野菜」でした。
青首大根の普及と自然交雑により形質が変わってきていた「庄大根」ですが、
地元農家によって発足した「庄だいこん研究会」の坂本信子さんたちにより、
選抜採種が始められて、元来の形に近い「庄大根」が獲れるようになりました。
皮に柑橘果汁を加えると美しい緋色に染まり、
緻密な肉質で漬物やサラダではコリコリした触感を、
大根おろしにすると水分量が少ないのでふわふわの口当たりを楽しめます。
エコ栽培で育てているため、生産は難しいですが、安心安全にお召し上がりいただくことができます。
ランチビュッフェの1月の逸品メニューでもご提供しますので、ぜひご賞味くださいね。