想像の料理第5回 焼きアイスクリーム
松山市にお住いの中高年の皆様こんにちは!
中高年料理長の塚原です。
今回も宜しくお付き合いお願いします。
ホテルのレストランや宴会場では、ひと口にアイスクリームといっても色々なスタイルで提供されてきましたが、その代表格はなんといっても燃えるアイスクリームでしょう。
一世を風靡した“ベークドアラスカ“をご存知の方もいらっしゃるとおもいます。
とくに宴会場での演出効果が高く非常に喜ばれます。
これは、成形したアイスクリームの表面にメレンゲでデコレーションされた氷菓を作っておいて、(100人の婚礼ならウエディングケーキの様なデコレーションになります)
それをお客様の目の前で、アルコール度数の高いリキュールを回し掛け、火をつけて燃やすというものです。宴会場やレストランのディナータイムで青白く輝きながら燃える炎はなんともロマンチックですね。
それから山の形にした“ベークドマウンテン“という氷菓もありました。
それに、ベニエ・アイスクリームといって、アイスクリームの天婦羅や、洋風のフリッターも登場しました。
今、茶玻瑠3Fレストラン玻璃では、焼アイスクリームをタイムサービスでお出ししています。その名もカタラーナと言います。スペイン生まれの氷菓で、パテシエ自慢の夏デザートです。
このカタラーナを凍らせてアイスクリームのように仕立てておきます。
お出しする時に、お客様の目の前でバーナーの炎を当てて焼きアイスクリームを作ります。
一瞬熱くて、冷たくて美味しいですよ。
いずれのデザートも溶けるまでの一瞬が勝負!!
サービス側からお客様へ溶けちゃう!溶けちゃう!と言いながら美味しいものを届ける!これがなんとも醍醐味ですね
タイムサービスでは、これからも色々トライして参ります。
今日は凍ったデザートのお話でした。
ではまたお会いしましょう。
お相手は、中高年料理長の塚原俊二でした。